制作工程

制作工程

藍染ができるまでの制作工程です。全て手作業で行い、染め具合など重要なポイントを目で見て、手で確かめながら素材を染めていきます。

  • 型付け

    型付け

    描いた下絵を切り抜いて型をつくります。生地に直接下絵を書く場合もあります。これがデザインの元となります。

  • 呉入れ(ごいれ)

    呉入れ(ごいれ)

    大豆を絞った液で引き染めすることで、糊の表面を補強すると共に藍の染付をよくします。

  • 伸子がけ(しんしがけ)

    伸子がけ(しんしがけ)

    乾燥させた反物を伸子(しんし)に掛け、屏風畳にします。

  • かため

    かため

    反物を藍甕に入れて干します。濃い色を出す場合はこの作業を何度か繰り返します。

  • 天日干し(てんぴぼし)

    天日干し(てんぴぼし)

    かためを終えた反物を天日干しし、しっかりと乾燥させます。

  • おろしこみ

    おろしこみ

    再び藍甕の中に反物を沈めます。引き上げて空気に触れ(風を入れ)ることで、藍が発色します。

  • 水元(みずもと)

    水元(みずもと)

    ひと晩水に浸して糊を柔らかくして落とします。摩擦によって藍が擦れないように注意しながら洗います。

  • 仕上げ・縫製

    仕上げ・縫製

    天日干しして乾かせた生地を縫製して、商品が完成します。