秩父紺七 御誂染 齋藤染物店 オンラインでのご購入はこちら

秩父の藍染について

周囲を山々に囲まれた秩父地方は、神社仏閣を中心に古くから栄え、衣・食・住、方言に至るまで独自の文化を育んできました。「秋蚕(あきご)しもうて、麦まきおえて、秩父夜祭待つばかり」と秩父音頭の歌詞にもあるように、12月3日の秩父夜祭に代表される、お祭りの数々が脈々と伝承されています。

藍染紺屋として創業以来120有余年、私共はこの地においてそれらに欠かせない袢天や幕、のぼり旗など印染の品物を染め上げるとともに、受け継がれる衣装の復刻などを行って参りました。

また印染の技術は、伝統文化の継承を影で支えるとともに、店舗のれんや宣伝旗、店舗装飾など商売繁盛のお手伝いもさせて頂いています。

この秩父地域に生まれ育てていただいた技術により磨きをかけ、感謝と誇りを胸にこれからも精進して参ります。

藍染の染色の工程

藍染技法の日本での起源は奈良時代とも言われ、以降1000年以上にわたる歴史を誇っています。染める素材や製品の用途、さらには地域によって多少技術の違いはありますが、ここでは主な染色の工程についてご紹介いたします。

(1) 型の作成

描いた下絵を切り抜いて型をつくります。生地に直接下絵を書く場合もあります。これがデザインの元となります。

(2) 生地をつもる

反物から必要な分の生地を取ります。
同時に柄を付ける場所を割り出し、印をしていきます。

(3) 糊置(のりおき)

生地に型を固定し、上から糊を塗った生地部分におが屑をかけ、しっかりと乾燥させます。

(4) 筒引(つつびき)

生地に直接下絵を描いて、筒といわれる道具を使用し糊を置く場合もあります。

(5) 色差し

乾燥後、顔料や染料を刷毛を使って差し入れて、柄に色をつけていきます。

(6) つぶし

色をつけた部分を糊で伏せて、防染をし更に乾燥させます。

(7) 呉入れ

大豆をひいてタンパク質を付けることで糊の表面を補強すると共に藍の染付をよくします。

(8) 伸子がけ

乾燥させた反物を伸子(しんし)に掛け、屏風畳にします。

(9) かため

反物を藍甕に入れて干します。濃い色を出す場合はこの作業を何度か繰り返します。

(10) 天日干し

かためを終えた反物を天日干しし、しっかりと乾燥させます。

(11) おろしこみ

再び藍甕の中に反物を沈めます。引き上げて空気に触れて(風を入れ)酸化することで、藍が発色します。
藍の濃さが薄い甕から順番に入れていきます。

(12) 水元(みずもと)

ひと晩水に浸して糊を柔らかくして落とします。
摩擦によって藍が擦れないように注意しながら洗います。

(13) 乾燥(仕上げ)

張手と呼ばれる木で反物を引っ張って天日干しします。
仕上げ伸子を細かくかって幅を均等に仕上げていきます。

(14) 仕立て(縫製)

暖簾、のぼり旗、印半纏など、用途に応じて仕立て上げます。

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